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室内気候学へのご招待

1:室内気候、表面、室内空気の質
「室内にも気候があるのだろうか?」
日常的には意識しないような室内の物理的刺激、建築内部の気候的条件が、私達の
日常生活に対して、「屋外の雨、風、温度」と同様な影響をもたらすのでしょうか。

日本生理人類学会の佐藤会長は、人と自然環境の関係について、その著書の中で次
のように言及しています。「人間が人間になってからの五百万年の間、人間が生活し
てきたのは自然環境でした。人間の歴史の中で都市が出現したのはごく最近のこと
です。(中略)太古の野生の森や草原に生きた脳を持って、私達は今日、都市生活を
営んでいるのです。人間の生理機能は、脳も、神経系も、筋肉も、肺も、消化器も、
肝臓も、感覚系もすべて自然環境のもとで進化し、自然環境用につくられています。」

気候は人間の生理機能や気持ち・行動に強い影響を及ぼしますが、都市生活を営む
人間と室内気候の動的関係について、その関連性が次第に明らかにされつつある。

1-1「物理的、化学的、生物学的要因」
室内気候は、様々な要因で決定される。この要因の科学的推定法の歴史的発達は、
純粋な物理的データ(温度、湿度、明るさ、空気流など)から生物学的要因(微生
物、様々な空気成分の比率)へと変わり、今日では、主に科学的疑問から(化学物
質による室内空気の汚染)、新しく発見された物理的影響(電磁波および/又は放射
能照射、「電気的スモッグ」)に変遷している。これらの側面については、1970
年代はじめから様々なメディアで取り上げられ、ここ15年の間に、ヨーロッパと
アメリカで、「室内気候」、「シック・ビル・シンドローム」、「有毒建築材料」などを
テーマとする多数の科学会議が開かれた。現在なお流動的であり、この複雑な問題
に対する「標準的回答」は、現時点ではまだ導き出されていない。しかし、これは、
今後、社会経済の変化に影響を与える極めて興味深い重要な研究分野である。
http://www.kcn.ne.jp/~azuma/environ_info_abroad/abroad_news.htm

1-2「室内気候における建材表面の役割」
室内の気象学的状況に影響する要因の大部分は、室内の様々な表面に関係する。
この相互作用には3つの種類がある。
1:表面から室内空気への放出
2 :空気から表面への吸着
3 :表面と空気成分との相互作用の3種類である。
室内のあらゆる表面(壁=壁仕上げ材料、床=床張り材料、天井=天井仕上げ材料、家具、繊維製品、照明器具、家電機器、コンピューター、コピー機、本、紙類、植
物、ペット、住民といった生物とその「表面」など)は、特異的な方法で室内気候
全体に影響を与える。(別紙参考資料による)

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